【T・コリン・キャンベル博士講演会】~僕が実践しているナチュラル・ハイジーンとは?~

去る、10月22日、東京・品川のコクヨ・ホールで、米国・コーネル大学教授、コリン・キャンベル博士の講演会が行われました。キャンベル博士は、「栄養学のアイン・シュタイン」と称される、栄養学の世界的権威で、博士の共著書である「チャイナ・スタディ」(グスコー出版)、は栄養学における、世界的名著とされています。キャンベル博士は、僕が実践している「ナチュラル・ハイジーン」という食事法(動物性食品を極力避け、生の果物と野菜を中心にした食事法)に理論的根拠を与えました。

僕はこの講演会をオーガナイズされた松田麻美子先生の推薦で、この講演会で司会を務めることになり、当日は舞台袖で同時通訳のレシーバーを付けて博士の講演を聴くことができました。また、前日のレセプション、当日の控え室で博士と話す機会に恵まれ、僕は自分の肥満と病気の体験、そして食生活を改善する事で克服し、現在はスリムで健康な体を保っていられることを博士に話し、とても喜んで頂けました。講演の内容ですが、やはり主題は「動物性たんぱく質とガンの発生について」です。

「ラットで実験すると、食事の総摂取カロリーの20%を動物性タンパク質にした場合、30匹中30匹がガンになり、それを5%に下げると、1匹もガンにならなかった。さらに研究をすすめると、動物性タンパク質の量をコントロールすることにより、ガンの発生率を操作できることが判明した。牛乳に85%含まれているカゼインは発がん性物質であることもわかった。

また、動物性たんぱく質を植物性たんぱく質に変えることによって、ガンの発生を抑えることが出来ることも明らかになった。

それから、ガンに対するタンパク質の影響は、食事の中で総摂取カロリーの10%を超えたときにのみ起こる、ということも明らかになってきた。これは人間の場合も同様である。植物性食品の食事をしているときは、タンパク質摂取量が10%を超えることはないが、動物性食品を摂取すると、10%を超えてしまうため、ガン発生率が上昇する。

このような内容を、多くの実例と科学的根拠を示しながら説明してくださいました。

1934年生まれのキャンベル博士は、今年83歳とのことですが、膨大な資料を駆使し、ロジカルに展開する講演内容は現役科学者そのもの。83歳といえば、日本で言うところの立派な「後期高齢者」(日本では75歳以上をこう分類しています)ですが、ご自分でMacを操作しながら質疑応答を含めて2時間を超える講演は、「老人」とは程遠いものでした。博士自身、酪農家の家に生まれながら、かなり以前からベジタリアンになり、講演の中では動物性食品の弊害や、乳製品などにより動物性タンパク質を過剰に摂取することの弊害を何度も訴えておられました。科学者としての確かなエビデンスをいくつも映像やグラフで見せてくれたので、僕は改めて「この考え方は本物だ」と確信したのです。

日本では、テレビや雑誌などで「あれがいい、これがいい」と次々に健康に良いとされる食品が取り上げられては、あっという間に忘れられていきます。そんな状況の中、みなさんに少しでも「本物の栄養学」を知っていただくために、僕が「ナチュラル・ハイジーンを実践して、どのように変わったか?」を書いてみたいと思います。

【ベジタリアン歴4年】

僕は2013年、著書「粗食のすすめ」が150万部のベストセラーとなった管理栄養士で作家の幕内秀夫氏の講演を聞いたことがきっかけで、それまでのパン食、肉中心の食事から、ご飯と味噌汁に、焼き魚、おひたしといった日本の伝統食に切り替えました。体重は面白いように落ち始め、それまでの70キロ台から、あっという間に60キロを切ったのです。このころから自然と肉類は食べなくなりました。そしていろいろと情報を集めて行くうちに、玄米に切り替えて、自然と魚も食べなくなり、2014年からは完全なベジタリアン、つまり「ヴィーガン」になりました。

「肉、魚、卵、乳製品」の一切を採らない生活も、もうすぐ4年になります。「大丈夫なの!?」と心配されることもあるけれど、大人になってから、こんなに元気だったことはない!と言えるほどに元気です。体重も50キロ前後をキープし、どれだけ食べても(果物、野菜、豆類、穀類、海藻類などですが)ここ数年、体重はほとんど変わりません。肉、魚、卵も我慢しているわけではなく、もう食べたいとはまったく思わなくなりました。

40歳になるまでの体重は50キロ台後半で(身長は166センチ)標準的な体型でしたが、40代なって太り始め、44歳の時には80キロ代後半にまで体重が増えてしまいました。いつも体がだるく、病院で検査をしたところ、「中性脂肪、血糖値、尿酸値、γ-GTP」などの数値がかなり高くなっていて、危険な状態だったのです。重い体重を支える股関節が悪くなり、歩くことも億劫になってしまっていました。

2007年、一番太っていた頃の写真と、2017年、現在の写真をBefore&Afterで並べてみました。今年(2017年)9月に54歳になりましたが、白髪も遠目にはほとんど分からないほどですし、メガネも必要ありません。今朝の体重は50.4キログラムでした。

【人生を変えた、一冊の本】

そして、最終的にたどり着いた健康法が科学的にも正しいことを『チャイナ・スタディー』が裏づけている、「ナチュラル・ハイジーン」という食事法だったのです。それを知ったのは、ハーヴィー&マリリン・ダイアモンド夫妻が書き、松田麻美子先生が翻訳された『ライフスタイル革命』(キングベア出版刊/絶版。『フィット・フォー・ライフ』(グスコー出版刊)はそのリメイク版)という本でした。たまたま家に遊びに来た友人が僕にプレゼントしてくれたのです。彼は以前、アメリカに住んでいるときにこの本を知り、「ナチュラル・ハイジーン」に近い食生活をしていたことがあったとのこと。僕が野菜中心の生活にシフトして、そのことをFacebookで発信し始めていたので、「読んでみたら?」と渡してくれたのです。

日本人がいまのように病人だらけになってしまったのは、タンパク質中心主義が原因だという見方もあります。今よりはるかにタンパク質摂取量の少ない江戸時代の日本人は、ほとんど病気もせず天寿をまっとうしていました。平均寿命が短かったのは、今と違って女性は10人近く子供を産み、成人するまでに育つのは半分くらいだったからで、無事成人した人々は、けっこう長生きだったのです。抗生物質がなかった当時は赤痢や疫痢、猩紅熱(しょうこうねつ)などの感染症により、幼い子供たちが亡くなることが多く、その結果、平均寿命を縮めていたのです。

今や、「二人に一人はガンになる」といわれていますが、驚くことに、ガンが増加している国は、先進国では日本だけなのをご存知ですか?アメリカは、1990年代以降、国策として肉の摂取量を抑えて、野菜を食べるように奨励しており、結果的にガンの発生率は下がっているのです。

【ナチュラル・ハイジーンの具体的な食事の仕方は?】

ナチュラル・ハイジーンにおける食事の基本は、「プラントベースのホールフード」です。「プラントベース」とは、植物性のもの、「ホールフード」とは丸ごと全部、という事ですね。工場などで加工された食品は極力避けて、果物や野菜を生のまま丸ごといただくというのが基本です。白米よりは、玄米、白くふわふわしたパンよりは、ライ麦などを丸ごと使った全粒粉のパン、という具合です。人間も自然界の動物ですから、自然の状態に近い、未加工の食品を中心に食べることで、人間本来の健康を取り戻せる、というわけですね。

【自宅の場合】

僕はミュージシャン、講演家という職業柄、平日は自宅で過ごすことも少なくありません。自宅にいる場合の食事は、

朝食は(7時ごろ)果物だけ。内容は季節ごとに変わりますが、量的には、リンゴ2つくらいです。結構たっぷり食べます。畑をやっているので、小松菜などの葉物野菜があるときは、野菜のスムージーを作って飲みます。スムージーは、葉物だけだとかなり苦いので、りんごやバナナなどをミックスします。

お昼は、春、夏は、生野菜のサラダをたっぷりいただきます。クルミなどのナッツ類をふりかけて、ドレッシングは全く使いません。有機栽培された新鮮な野菜は、慣れれば野菜が本来持っている美味しさだけでも、物足りなさは感じなくなります。冬は、野菜、根菜類たっぷりの味噌汁を2杯くらいいただくことが多いです。味噌は自家製です。あれば、野菜のぬか漬けや、おひたしなども。ご飯類は基本的には食べませんが、玄米や麦飯などを軽く頂くこともあります。

夕食は、昼と同じような感じに、煮豆(黒インゲン豆、ひよこ豆など)。週の半分は乾麺の十割蕎麦を、自家製のつゆでいただきます。つゆの出汁は、椎茸と昆布だけで、煮干しなど、動物性のものは使いません。サツマイモを蒸したものも、よく食べます。サツマイモは自分の畑でも作っているので、平均すれば1日4、5本は食べています。

外食の場合は、十割蕎麦に近い蕎麦を出すそば屋か、ベジタリアン対応のオーガニック・レストランなどだけです。海外に比べればまだまだ少ないですが、僕の住む湘南エリアは比較的このような店が多いので助かっています。仕事で都内に出るときはなどは、蒸したサツマイモとリンゴを数個にナッツ類などを持参して、出先で食べます。

【コンサート先での食事】

ベジタリアンになって4年。いつもそのような食生活をブログ、Facebookで発信するようになってから、イベントなどで食事を用意してもらう際に、こちらから特に何もリクエストしていないにも関わらず、ベジタリアン的な食事を用意して頂くことが増えてきました。

2016年に、松山三越のハワイアンイベントに呼んでいただいた際は、フルーツ、サラダ、玄米のお弁当を用意していただきました。こちらから何も言っていないのに、です。さすが三越!と感激したものです。他にも、このようなことを発信し始めてからは、事前に主催者の方から連絡をいただき、「どのような食事をご用意すれば良いですか?」と確認して頂くことが増えてきました。

三越の話が出たところで、地方での食料調達は「デパ地下」もよく用意します。すぐ食べられるようになっている果物が豊富だし、野菜類、ナッツ類も豊富に揃っているからです。

【音楽も、栄養もシンフォニーである】

講演の前日、キャンベル博士を囲んでのレセプションがありました。その中で僕は90キロ近くあった時の写真を博士に見せて、太ってしまった時の食生活について、そしてナチュラル・ハイジーンに出会ってベジタリアンになり、体重が元通りになり、生まれ変わったように元気になった事などを、一気に喋りました。博士はとても関心を持ってくれて、僕がミュージシャンであることを知ると、イタリアではオペラの声楽家のグループが博士を招聘して講演会を開いてくれたことを話してくれました。そして、まだ会ったばかりの僕に、こんなことを話してくれたのです。

「音楽の美しさは、音が調和した時に生まれるよね?バイオロジーもまったく同じなんだ。丸ごとのホールフードから摂取した栄養と、体の中のさまざまな化学反応が調和して生まれたものが「健康」だということ。オーケストラを調和させてシンフォニーを奏でるには、コンダクターが必要でしょ?人間の体のコンダクターは誰か?それは、あなた自身なんです」

バイオロジーというのは、一般に「生物学」と訳されますが、英語でのニュアンスはそれだけでなく、植物学や栄養学、生理学などを含んだ、包括的な意味があるようです。そしてその後、博士は示唆に富んだ、美しい言葉をおっしゃいました。

「Nutrition is biological symphony.」 直訳すると、「栄養学は生物学的なシンフォニーである」ということですが、博士はそのあとこのように解説してくれました。

「<正しい栄養摂取>は美しいんだ。すべてが調和して、美しい音色のシンフォニーを奏でているんだよ。音楽と同じだよ。」

僕は驚き、感動しました。膨大な研究の末に、生物学、そして特に<正しい栄養学>の中に、キャンベル博士は美しい音楽を聴くように、ある「シンフォニー」を聴いた、というのです。それは、人間が太古の昔から食べてきたものを食べることによって、食べ物と体が一緒になって奏でる「健康のシンフォニー」でした。

音楽も、そのハーモニーを乱す不適切な音を鳴らすと不協和音が生まれてしまい、不快な響きになってしまいます。ピアノの鍵盤を「ド、ミ、ソ」(1度、3度、5度)と鳴らすときれいな和音になりますが、そこに例えば、「ドのシャープ」や「ミのフラット」など、半音でぶつかる音が混じれば、途端に不協和音になるのです。栄養素の不調和が、不完全なシンフォニー、つまり、不調や病気としてとして表現されるということです。

キャンベル博士が、生物学、栄養学を音楽に例えてくれたので、音楽家である僕には「栄養のシンフォニー」が感覚的によくわかりました。ド、ミ、ソを同時に弾くと、なぜきれいな和音として響くのか、実はよくわかっていないのです。しかしこの、1度、3度、5度という度数は、不思議なことに「ピタゴラスの定理」と一致するのです。ここにも、音楽と数学、物理学の共通点があります。世界はある一定の法則によって支配されており、その法則を乱すことがあらゆる不調和につながる。

体にとって正しい栄養を摂ったときに初めて、「健康」という美しく協和するシンフォニーが奏でられるんですね。

病気はもちろん、戦争に代表される様々なコンフリクトはすべて不調和によって生まれるのだな、と改めて思いました。ナチュラル・ハイジーンの基本理念である「自然の法則に従って、調和して生きる」ことこそ、健康と成功の秘訣なのです。そして、食事においては、自然のものを(植物性のものを)、加工せずに自然のままの状態で丸ごといただく。その法則を守っていれば、人間は病気をすることがない。自然界の動物には、「病気」はないのですから。

(自然界の動物に稀に病気がなるのは、個体数が増えすぎた時に、不思議と病気が蔓延し、個体数が減る……といったケースがあります。不思議なことに、自然の状態にかなったある一定数に落ち着くと病気がなくなる、という事がよくあるようです)

【人間は肉食動物ではない証拠】

人間の歯は全部で32本ありますが、そのうち肉食動物のような肉を食べるための犬歯は4本しかありません。また、肉食動物の顎は、上下にしか動かず、顎を左右に動かして臼歯で草や穀物をすりつぶすことは出来ません。肉食動物の顎の動きは犬や猫、ワニなどを、草食動物の顎の動きは牛や馬などを思い浮かべていただけば分かりやすいですね。このような顎や歯の構造からも、人間は本来、かなり草食動物に近いことがわかります。

「自分で餌を採る」のが自然界の生き物ですから、誰かが動物を殺してくれて、パック詰めにして売ってくれる現代と違って、近代以前の人間は毎日肉を食べるなどということは、不可能だったわけです。完全な菜食ではないにしろ、顎や歯の構造から、人間はチンパンジーなどと同じように、果物や木の実などを中心とした食生活が合っていると思われます。

このことから、現代のように過剰な動物性たんぱく質を毎日摂り続けるという食生活では、体が奏でるシンフォニーを乱してしまうというわけですね。美しいシンフォニーを奏でて健康でいるためには、人間本来の食生活をしなければならない、ということになるのです。

【ベジタリアンの有名人】

ミュージシャンには、ポール・マッカートニー、マドンナ、レニー・クラヴィッツなど、ベジタリアンがたくさんいます。ポール・マッカートニーのコンサートには2度行きましたが、70歳を超えて3時間、ビートルズの曲も全て当時のキーのまま歌い続ける若さと体力には感服します。彼のベジタリアン歴は長く、70年代から始まり、50年近くにもなります。レオナルド・ダ・ヴィンチやアイン・シュタインなど「知の巨人」と言われる人たちや、現代ではFacebookの開発者であるマーク・ザッカーバーグもベジタリアンです。スポーツ界では、カール・ルイスや、男子プロテニス界1位のジョコビッチがベジタリアンとして有名です。

日本ではまだまだ知られていないナチュラル・ハイジーン。欧米では当たり前のベジタリアンも、日本ではいまだに変わり者扱いされます。そんな中、今回、キャンベル博士が来日されたことで、日本の状況も変わり始めるのではないか、と期待しています。僕は今54歳ですが、この食事法を実践してからは、20代の時よりも元気であると感じでいます。お酒もやめたので、二日酔いもないですしね(笑)。ぜひこのような素晴らしい食事法があることを知っていただき、多くの方に日々の生活に取り入れていただき、健康不安のない人生を送っていただきたいと思うのです。

控え室で、キャンベル博士夫妻に、ウクレレ演奏を聴いていただきました。

博士はカントリーミュージックがお好きだそうです。

ナチュラル・ハイジーンに関しては、ぜひ以下の書籍、サイトをご覧ください。

◆『チャイナ・スタディー葬られた「第二のマクガバン報告」』合本版‐T・コリン・キャンベル/トム・キャンベル著/グスコー出版刊)

◆『フィット・フォー・ライフ』(ハーヴィー&マリリン・ダイアモンド著/松田麻美子訳/グスコー出版刊)

◆『常識破りの超健康革命』(松田麻美子著/グスコー出版刊)

◆『50代からの超健康革命』(松田麻美子著/グスコー出版刊)

◆『女性のためのナチュラル・ハイジーン』(松田麻美子著/グスコー出版刊)

◆『ナチュラル・ハイジーン「Q&A」ブック』シリーズ①②③(日本ナチュラル・ハイジーン普及協会」私家版)

◆『超健康革命「旬のレシピ集」』(日本ナチュラル・ハイジーン普及協会」私家版)

◆日本ナチュラル・ハイジーン普及協会

http://www.natural-hygiene.org/pages/aboutus.aspx

◆超健康革命の会

http://www.natural-hygiene.org/Pages/shr.aspx

 

フルーツ・カッティング

我が家では2016年から「ナチュラル・ハイジーン」や「ローフード」という食生活を取り入れている。基本的に、「加工されていない、生の食品」を中心にした食生活だ。これを取り入れてから、体重は50キロ前後で安定していて、とても調子がいい。午前中はフルーツだけを、たっぷり食べている。最近、ウチのエリさんが「フルーツ・カッティング」の教室に行っていて、毎朝キレイにフルーツをカットしてくれる。最近の作品を見てください。朝の果物は体をキレイしてくれますよ!

実家でのベジな夕食

山形県天童市の実家にて、昨日の夕食です。

ほとんどが茅ヶ崎と実家の畑の野菜で、お店で買ったものはアボカドとキヌアだけです。

2013年の後半からベジタリアンになったので、もう4年近くになりますが、いまだに肉も魚も、乳製品も摂らないというと、「えっ!」という顔をされます。そして、そのあとに必ず、

「それで、たんぱく質はどうするの?」

と聞かれます。豆には良質のタンパク質がたっぷり入っているし、野菜にもたくさん入っています。カール・ルイスはじめ、今やベジタリアンのアスリートはたくさんいるし、70過ぎて3時間半のロックンロールショーを難なくこなすポール・マッカートニーもベジタリアン。スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツ、Facebookの考案者・マーク・ザッカーバーグ、古くはアインシュタインや、日本の歴代の高僧をはじめ、仏陀もベジタリアンですね。頭のいい人が多い(笑)。

ベジタリアンの有名人に関しては、以下を参考にしてください。あんな人も、こんな人も。ちょっとビックリかも!?

ベジタリアンは歴史に残る、超有能な著名人・偉人・芸術家ばかり!「菜食は体に悪い・肉を食べないと死ぬ」は、完全な思い込みだった!

2016年、東京工業大の大隅良典栄誉教授が、体内でたんぱく質を再合成する仕組み「オートファジー」を解明しました。

大隅研究室の公式サイトなどによると、オートファジーとは、細胞に核のあるすべての生物が持つもので、その細胞の中で起こっている分解作用。細胞内に作られた膜が、分解するたんぱく質などを包み込んで分解酵素を含んだリソソーム(細胞小器官)や「液胞」と呼ばれる器官と融合することで分解しています。

オートファジーの作用では、不要になったたんぱく質などを細胞自身がリサイクルし、新しいたんぱく質を作る材料にしたり、細胞内をきれいに保つ役割などをしていることがわかっています。食事で摂りきれないたんぱく質は、オートファジー作用で再生産しされたたんぱく質が補っており、これが生命維持に重要な働きをしていると考えられている。大隅良典教授は、その仕組みを約30年前に解明して以来、研究を続けていたのです。

また、体内に溜まった過剰な動物性たんぱく質(特に、乳製品のたんぱく質)がガンを引き起こすことが近年わかって来ています。

なのに、世間ではまだまだ肉を食べなさい!乳製品を摂りなさい!という感じですね。

そんなわけで、僕の場合は果物、野菜、豆類、海藻類、そばなどを毎日たくさんいただき、とても快適に生活しているのですが、やっぱり、

「野菜しか食べないって、どんな感じの食事なんですか?」

と毎日のように聞かれているので(笑)、たまにこうして日々の食事を紹介したいと思います。

昨日から山形の実家に帰っています。父親が高齢で一人暮らしなので、毎月のように実家に帰っているのですが、いつも車に食材を積んで帰ります。茅ヶ崎と藤沢の畑で作った野菜(夏場はスイカも)と、実家の家庭菜園の野菜で、ほぼ100パーセント自家栽培の無農薬野菜での食事です。

昨日の夕食。

1、きゅうり、青じそ(茅ヶ崎の畑)、トマト(実家の畑)、アボカド(市販のもの)のサラダ。

2、ナス(茅ヶ崎の畑)を油を使わずに素焼きにして、自家製の味噌を載せたもの。

3、実家の畑に自生しているハネージュ・メロン。(上の右端)「なんだか知らないけど、生えて来た」とは、父親の弁。捨てたタネが実ったんでしょうね。

4、キヌアを炊いたもの。キヌアは南米アンデス山脈の、標高3000m近くに生育するアカザ科の植物で、宇宙食としてNASAも指定したスーパーフード。キヌアを食べると長生きし、病気の回復も早まることが知られ、古代インカの人々は「母なる穀物」として主食にしていました。近年の健康ブームで見直され、我が家では米の代わりに常食しています。

5、ひょう(スベリヒユ)のおひたし。どこにでも生えている雑草ですが、山形ではこれをおひたしにして食べます。

こんな感じで、実家の畑に生えていたのをむしって、おひたしにしたものです。

ひょうは、抗酸化物質の一つであるグルタチオンを多量に含んでおり、ビタミンB、マグネシウム、鉄分も豊富です。そしてひょうには、オメガ3脂肪酸が植物の中で一番多く含まれているのだそうです。オメガ3脂肪酸を摂るには、青魚やアマニ油などを摂るとされいてますが、どこにでも生えている雑草にたっぷり含まれていたなんて、これは食べるしかないですよね!

6、そして、「夏野菜の重ね煮で作るラタトゥーユ」(右下)。トマト、ナス、ピーマンは全て茅ヶ崎市柳島の畑の無農薬のもので、油は使ってません。重ね煮を作るときに少しだけ塩を使っていますが、野菜は重ね煮にすることで、十分な旨味が出ます。

「重ね煮」に関しては、こちらをごらんください。

重ね煮について

動物性たんぱく質は体を酸性にします。また、動物性たんぱく質はガンの大好物。一方で、植物性たんぱく質は体をアルカリ性にし、ガンを抑制します。

僕はこのような食生活にしてから、20代の頃のように体力があると感じています。何しろ体が軽い軽い!

今朝の体重、49.95kg。今朝、朝風呂に行った寒河江市の天然温泉「ゆーチェリー」にて。

7月25日の日記

いつものように、朝3時半に起きました。毎朝体重を計ります。

ベストの50キロ。

4時に、藤沢の畑に行きました。今日は草取り。夏場は大変なことになるからね。

草取りをしている時に、間違って、まだ小さいスイカを切ってしまいました。

イチゴもまだ少し採れたよ。

まだ全然熟してないのですが、こちらの不手際で切ってしまったスイカちゃん、、、ごめんね。早速帰っていただきました。

小さいのは先日やはり、間違って茎を切ってしまった子。スイカは縦横無尽に茎を這わせ、雑草に紛れてしまうので、草取りは大変なのです。市販のものは、やっぱり除草剤を使っているのかな。ウチは完全無農薬、除草剤不使用です。

スイカのあとは、ウチの奥さん特製のボール。普通ならヨーグルトなんかをベースに使うんだろうけれど、ウチは動物性食品を一切摂らないので、この日は「カボチャのタネで作ったミルク」です。一晩水に浸しておいたカボチャのタネに水を入れて、ミキサーにかけると、こんな感じになるんです。タネは緑色だけど、中は白いから。

キウイ、バナナ、さっき畑で摂ったイチゴに、パセリを載せて。チョコみたいなものはカカオ・ニブ。

一晩水に浸けた、カボチャのタネ。これをミキサー(Vatamix)かけて、ミルク状にします。

そのあとは海へ。今日はフィンをつけてボディボード。

3ヶ月、ずっと取り組んでいたウクレレの楽譜の締め切りが終わったので、今週はのんびり過ごせるのです。

夜はこんな感じで、野菜づくしのローフード。加熱しない食事をいただきます。

パスタは玄米パスタ。これは市販のものですが、美味しいです。グルテンフリーを実践しているので、小麦のパスタは使いません。スムージー、冷製スープは畑で採れたモロヘイヤをメインにしたもの。

自給率もだいぶ上がって来ました。最終的には「自給自足」を目指したいのです、ホントに。

今度の土日は、こんなイベントに参加します。土曜日はクローズドのレセプションでの演奏ですが、日曜日はイベントの最終ステージを努めます。

https://ofj.or.jp/

僕らの体は、食べたもので出来ている。

でも、ホントに毎日快調で、毎日楽しい。食べ物ですべてが変わるんだなぁ。

昨日一日に食べたもの

完全なベジタリアンになってもう3年半になります。「イワオさん、毎日どんなものを食べてるんですか?」と訊かれる事がよくあるので、昨日一日食べたものを全部紹介してみましょう。昨日はいつもにまして、ほとんど「元のカタチがわかるもの」ばかりだったのでわかりやすいです。

ベジタリアンにもいろいろあって、肉は食べないが魚は食べるとか、乳製品はオーケーとか、いろんなパターンがありますが、僕の場合は、魚も乳製品も卵も食べない、完全なベジタリアンです。

ビーガンとかマクロビとかいろいろありますが、僕が実践しているのは「ナチュラル・ハイジーン」という考え方で、自然のままのカタチで、なるべく火を通さないで頂くのです。生の野菜と果物に含まれている「酵素」は48度以上に加熱すると死んでしまいます。だから、できるだけ加熱せず、生のまま頂くのが「ナチュラル・ハイジーン」のスタイルです。

ちなみに、人間が生きていくのにとても大切な(これが無くなると、死んでしまう!)酵素は、肉にも魚にも含まれておらず、「生の野菜と果物」にしか含まれていません。そして、約4000種類いると言われる哺乳類の中で、火を通したものを食べるの人間だけです。こんなに病気ばっかりしているのも、人間だけ。

昨日は朝3時半に起きて、すぐに畑に行って3時間ほど野良仕事。家に帰るまでは、水分以外何も摂っていません。7時ごろ帰宅して、シャワーを浴びて、スイカをいただきました。

そのあと、10時ごろに、ウチの奥さん特製・果物たっぷりのボールをいただきます。ベースはかぼちゃのタネでち作った、シード・ミルク。ヨーグルトなどは使いません。桃、オレンジ、イチゴ、ブルーベリーなどの果物、クルミ、オートミールなどが入っています。イチゴとブルーベリーは自家栽培です。

そのあと、自転車で海に行って、1時間半ほどサーフィン。

昨日は平塚のららぽーとでライブだったので、1時半に出発。リハーサル終了後、楽屋でランチ。自家栽培のキュウリ、シュガースポットがたっぷり出たバナナ、かぼちゃ、さつまいもに、自家製のナッツ類と玉ねぎで作ったシート。加工・精製食品はシート以外、全くありません。外でも外食は一切しないので、こんな風に素材のままの弁当を持って行きます。リンゴ一個くらいで済ませることもあります。

帰宅して夕食。畑で採れた夏野菜、ぬか漬けに、十割そば。そばつゆも自家製で、出汁は昆布と椎茸を使い、カツオ節は使っていません。外では、そこまで徹底しないけどね。今日摂った塩分は、そばつゆの分だけです。

こんな感じで、基本的には「採れたままのものを生で」頂くのです。

体重は50キロ前後キープ、体力は20代の頃より間違いなくあるね。筋肉も付いてきたし!ベジタリアンになってからの方が筋肉がついてくる、というのよく聞く話です。写真は、昨日のライブから。

ご参考までに、こんなビーガンの方の記事を。

僕もこの方と全く同じ意見&感想です。

http://beinspiredglobal.com/series-goodtuber-7-kc