10月8日の夕食

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昨夜の夕食です。家にいるときは、基本ローフード「非加熱の食事」をいただいていいます。豆とおいもさんは加熱していますが・・・。
黒インゲン豆、金時豆、安納芋、にんじん塩麹漬け

りんご、セロリ、レタス、水菜、ピーカンナッツ、干しぶどうのサラダ、

カシューナッツのドレッシング。
栄養素ばかりが言われる食事ですが、消化吸収に必要なのは酵素。その酵素が含まれているのは非加熱の野菜や果物だけなのです。
ローフードに関しては、下記のリンクを見てみてください。

28年ぶりに帰って来たムスタング

 

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先日仙台で、僕が25歳の時に友人に貸したままのギターを引き上げてきた。再会するのは実に28年ぶりだ。フェンダーのムスタング、色は黒。28年前に、昨年9月に亡くなった仙台の親友、小林に貸したものだ。なぜ彼に貸したままだったかというと、25才の時、当時ブルーススプリングスティーンに憧れていた僕は、デビューしてすぐにエレキギターはフェンダーのテレキャスターに持ち替えたので、このムスタングはもう何年もずっと眠っていた。小林はCharが大好きで、当時のCharと言えばトレードマークはムスタング。だったら小林が使った方がいいと思って、ツアーで仙台に行った時に楽器車に積み込んで行って「これ全然使ってないから、よかったら使ってよ」いうことで、永久貸与のような形で貸したままだったのだ。「あげるわけにはいかないけど…ずっと使ってていいよ」みたいな微妙な貸し方だったので、彼がバックれていた訳ではない(笑)。彼が亡くなって、彼の形見のようなものを何か欲しいなあと思っていたのだが、そういえば・・・とこのムスタングがあることを思い出し、奥さんに連絡をとって持ってきてもらったのだ。受け取った日は彼のちょうど1周期で、彼がマスターだった店に仲間が集まって小さなライブをやりつつ、彼を忍ぼうという会。ちょうどぼくはコンサートで山形にいっていて、タイミングよく帰りに仙台に立ち寄る事ができたのだ。

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このギターにはもう一つストーリーがあって、ぼくはこのギターを手に入れたのは22歳の時譲ってくれた相手はなんと、芥川賞作家で、エコーズのボーカル&ギターの辻仁成氏である。当時僕らは同じCBSソニーのSDオーディションというのに合格して、東京・市ヶ谷のCBSソニー本社ビルの地下の練習室でよく顔を合わせていた。本社ビルの地下にはボーカルレッスンなどをする小さなブースがいくつかあり、オーディションを通過したアーティストの多くは木造アパート住まいで、大きな音を出すことができなかったから、自由に使わせてもらっていたのだが、そこでたまたま隣になった辻仁成と休憩時間に話すようになったのだ。

ある時ギターの話になり、「軽いエレキギターが欲しくって・・・」なんて僕が言ったら、辻仁成がこんな提案をしてきた。

「いま新宿のイシバシ楽器にムスタングを売りに出してるんだけど、もしよかったら引き上げてくるから直接買わない?」みたいな話をされて、「イシバシには中古委託で5万で出してるんだけど、販売手数料20パーセント引かれるから、売れても僕が受け取るのは4万円。僕がそれを引き上げてきて君に4万5千円で売れば、二人とも5千円得するだろ?いい話だと思わないか?」当時の僕は、

「うわー、なんてこの人は頭がいいんだ!」と感動した覚えがある(笑)。さすが芥川賞を取ることになる人は違うね(笑)。

この「PAY DAY EVERY DAY」というステッカーは、若き日の辻仁成が貼ったものと思われる。

 

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1977年製。

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このギターは面白いギターで、皆さんの中に千葉のロックスター(笑)、ジャガーという人を知っている人はいるだろうか?本業はクリーニング屋だか洋服屋さんか何かで、ロックをやっている人なのだが、実はぼくは大学の時に一緒にバンドやっていたてっちゃんというのがジャガーのバックでベースを弾いていて、一度ギターで誘われて新宿の椿ハウスでジャガーのバックバンドでギターを弾いたことがある。その時使ったのが、このムスタング。辻仁成、ジャガー、山口岩男、小林・・・不思議なストーリーを持つギターだ。

28年ぶりにこのギターに対面した時は、まるでタイムカプセルの蓋を開けたような気分だった。当時持ってたもので、今持っているものなんて何ひとつない。本当に、なにひとつ残っていない。ちなみにこのギターを新宿三丁目のイシバシ楽器で辻仁成と待ち合わせて持ち帰ったのは、当時住んでいた高円寺の六畳一間のアパートだ。当時、3つしか部屋のないそのアパートの2号室が僕で、隣の1号室に、のちにウクレレで出会うことになる勝誠二が住んでいたという事実もある。なんて不思議な運命のギターなのだろう。1月にギタリストとして呼ばれている安藤秀樹さんのライブでもこのギターを使ってみようかなと思ってる。辻さんと安藤さんは同じ年代だ、し同じソニー系のアーティストであった。きっと安藤さんと辻さんも面識があることだろう。ほんとに不思議のギターだよなぁ…。

大事に弾いていこうと思う。

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畑をはじめたよ

 

遂に茅ヶ崎で畑を始めた。前から畑をやりたいなとは思っていたのだが、運良く近所に畑を借りることできたのだ。広さは40平米ほど。畑の小屋にある道具は無料で使えるし、肥料や資材等も提供してもらえる。1年契約で借りたのだが、驚くほど安く貸してもらえた。僕がやるからには、もちろん無農薬。微生物を畑に撒く、EM農法だ。酸性の土壌を中和するために、通常石灰を撒くところを、天然の牡蠣殻を使ったりして、色々とこだわっている。

今回種を蒔いたのは、大根、小松菜、ルッコラ、レタス。人間はネギは途中まで育ったものを大家さんからいただいて、植えました。あと2週間位で小松菜あたりを収穫できるかな。まいた種が全部発芽するとは限らないんだけれども、全部芽が出て育ったらうちじゃ食べきれないな。無農薬だけど、今のところもしや雑草の被害もほとんどないのでうまくいきそうです。
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【山口岩男より、親愛なるみなさんへ】

本日9月21日、わたくし山口岩男は無事53回目の誕生日を迎えることが出来ました。1989年に日本コロムビアからデビューして以来、28年に渡ってずっと音楽を続けて来られたことは、応援してくださったみなさんのお陰でしかありません。心より感謝申し上げます。シンガーソングライター・山口岩男から、ウクレレプレイヤーのIWAOへと変化する過程で、多くの山口岩男ファンを置き去りにし、そしてまた昨年の「ウクレレ界卒業宣言」でウクレレ愛好家の方々を戸惑わせてしまいました。昨年、関口和之さんのラジオ番組の中で「日本一自由なミュージシャン」と言っていただきましたが、一貫性のない音楽活動に(笑)いつもファンのみなさんを振り回して来てしまいました。「居心地が良くなると、そこを離れたくなる」あまのじゃくな性格もさることながら、僕はいつでも、その時の自分に正直に、型にはまらずに音楽をやってきただけです。
そして、誕生日の今日、カミングアウトします。僕は90キロにまで太ってしまった2007〜2008年、深刻な精神薬依存とアルコール依存になっていました。2008年3月、精神安定剤とアルコールの過剰摂取で生死の境をさまよい専門病院に入院、退院後はAA(アルカホーリックアノニマス)などの自助グループにも通い、アルコールとの縁は切れましたが、それから精神薬の依存から抜けだすまではさらに5年かかりました。この精神的にも肉体的も最悪の時期は、多くの方にご迷惑をおかけしました。精神安定剤と睡眠剤の多量摂取でフラフラになり、2年の間に5回も接触事故を起したり、酩酊状態で電話をして、翌日全く記憶がなかったり・・・精神的にも不安定で、ライブやイベントに呼ばれて行って、演奏せずに帰ってきてしまったことも何度かありました。大事なレコーディングを忘れてしまい、スタジオから電話がかかってきて初めて気がついたことも何度か・・・。もうこの世界で生きていけないかな、とあの頃は毎日思っていて、また薬やアルコールの量が増えていったのです。
2013年、一念発起して茅ヶ崎に移り住み、本格的に体質改善に取り組み、アルコールや薬との縁も切れ、現在はすっかり元気になりました。思うように体が動かなかった40代を取り戻すべく、僕は今までの人生で初めてといっていいくらい精力的に活動しています。一度死んだも同然でしたが、そこから必死に這い上がって来ました。そろそろたそがれはじめる人が多い50代ですが、僕にとってはこれからひと花もふた花も咲かせる大事な時。「こいつは化け物か!」と呆れられるような50代以降を過ごすべく、食事に気をつけ、体を鍛えて日々精進しています。今後は自分の経験を生かして、食&健康の講演活動にも励んでいきたいと思います。9月11日に愛知県みよし市で行った「食育セミナー」の模様をYouTubeで公開しましたので、ぜひご覧ください。恥ずかしながら、その頃の写真もたくさん公開しております。タイトルの「『究極のアンチエイジング・プログラム』で30歳若返る!!」はアメリカでベストセラーになった「Fit For Life」(日本でのタイトルは「超健康革命」)を翻訳された松田麻美子先生が付けてくださいました。
今後は、ウクレレ奏者、ギタリスト、シンガーソングライター、講演家、そして作家として、すべての表現を「山口岩男」として行っていきます。
ご期待ください。感謝を込めて・・・2016年9月21日 山口岩男

「ウクレレはショボい楽器」発言について

昨日の投稿で「ウクレレはショボい楽器である」と発言したことに関して、
 
「そんな事はない!ウクレレはショボくない!」とお怒りのご意見を多数いただいた。
 
しかしこれは単純に「比較」の問題なのである。
 
僕は基本的に「ギタリスト」なので、ウクレレを弾くときもギターの頭で考えてから頭の中で整理して
 
「弦を2本引いて、音域を狭くして・・・」と引き算をして考えている。いつも、
 
「ギターなら、ここにも音があるんだけどなぁ・・・」とか、
 
「ギターだったら、この和音にもう一つ音が足せるのに」
 
などと悔しい思いをしながらウクレレを弾くこと(アレンジする事)が多い。
 
この段階では、
 
「ウクレレはショボいなぁ」
 
と思っている弾いてるワケだ。
 
そしてその後に、
 
「なんだ、弦が4本しかなくても、ちゃんと世界観が出せるんだなぁ、ウクレレは凄いなぁ!」
 
と思う事が多い。
 
この時点ではもう、
 
「ウクレレはショボくない」
 
と思っているワケ。
 
これは弦楽器に関して「ウクレレしか弾かない」人にはわからない感覚だろう。
 
単純に、普段クラウンやランクルなどの大型車(例えがトヨタ車なのは、わかりやすいから)に乗っている人が、
友人の軽自動車「スズキ・アルト」に乗せてもらったら、単純に、
 
「ショボいな・・・」
 
と思うことであろう。
 
普段ギターを弾いている人が、コンサートであれテナーであれ、どんないい木を使ったゴージャスなウクレレであれ、
ウクレレを弾いたら、
「ショボいな」
 
と感じるだろう。
 
これは文脈の問題なのだか、
 
「君のスズキアルトは、僕のクラウンマジェスタ 3.5に比べりゃ、ショボいよね〜」
 
と言えば、クラウンの3500ccに比べてアルトの660ccは排気量の差、2840cc分ショボい。
 
スズキアルトをバカにしてるわけじゃなく、単純に排気量も大きさも装備も大きく違うので、これはどうしようもない。
 
だからって、スズキアルトがダメな車というわけではなく、茅ヶ崎の街中のような狭いところでは、圧倒的に有利だ。
 
「小回りが効く」
 
「Uターンが楽」
 
「駐車が楽々」
 
「税金が安い」
 
など、軽自動車のメリットはたくさんある。
 
そういう意味では「ショボい車」では全くない。
 
これはあくまで「比較」の問題なのだ。
 
僕はあくまで「比較」の問題で「ショボい」と書いたのだが、
 
ウクレレを愛する皆さんからは、
 
「ショボいとは何事か!」とお怒りを買ってしまった。
 
これは、この文脈でいうと、
 
「君のアルトはショボいよね」
 
と言われたことへの単純な反感だろう(笑)。
 
・・・でもさぁ、僕がギタリストであることを知ってたら、僕がこう言う文脈で、
 
「ウクレレはショボい」
 
って表現したんだってわかると思うんだけどね(笑)。
「相対評価」として僕が、
 
「ウクレレはショボい」
 
と発言したことを、
 
「絶対評価」
 
として受け取られてしまったという、単純な話だ。
 
「ショボいウクレレを、ショボくなく弾く」
 
これが僕の「ウクレレ弾き」としてのスタンスだ。
 
だから、ウクレレそのものはテナーとかじゃない方がいいんだ。
 
ショボい音の、音域の狭い小さなウクレレの方がいいの。
 
以上です。